きれいを、キープ!

めざせ、達人!マンションライフの心得帳

住まいの点検カレンダー

1月 火事が増える季節ご家庭の消火器を点検!

消火器イメージ

冬は空気が乾燥して火災が起きやすくなっています。また、鍋料理など、家の中で火を使う機会も増えます。いざというときに使えるように家庭にも消火器や消火剤を用意し、家族で使い方を確認しましょう。

※ 初期消火は、天井に炎が達するまでが限界。火が消えなかったら周囲に火災を知らせて通報を!

2月 マンションの傷みの原因にもなる結露対策を

換気イメージ

室内と屋外との温度差があり、換気も怠りがちになる冬は結露ができやすくなります。対策を講じましょう。

結露防止のポイント1
水蒸気の発生を抑えましょう
炊事中、入浴時および入浴後は必ず換気扇をつけ、長めに回しましょう。
結露防止のポイント2
こまめに換気しましょう
給気と排気の関係を意識して、空気の入れ替えができているか確認しましょう。部屋だけでなく、押し入れやクローゼットも開けて空気を入れ替えましょう。

3月 冬の夜長を照らした照明器具のお手入れを

掃除グラフイメージ

照明器具を1年間掃除しないと、キッチンなどの汚れやすい場所で40%、清潔な場所でも10%以上明るさが低下するので、お手入れが大事です。

一般的なお手入れ方法
まず、照明器具の電源を切ります。柔らかい布を、住宅用洗剤を薄めたぬるま湯に浸して固く絞り、電気の通る部分を避けて汚れを拭きます。次に水拭きで洗剤を拭き取り、よく乾かします。
※素材によって洗剤や水拭きが不可の器具もあるので注意。電気が通る部分は水がかからないようにしましょう。

カビ対策イラスト

エレベーターの点検について

どんな検査?

利用者の安全を守るために、エレベーターには何重もの安全装置があります。これらがきちんと作動するか、点検します。

ブレーキ
動力が切れたときや、走行中にドアが開きドアスイッチが切れた場合に作動する制動装置
ドアスイッチ
かご及び昇降路の出入口のドアが全て閉じた状態でなければ、運転回路を働かせないスイッチ。
昇降路端階(最上階、最下階)行き過ぎ停止スイッチ
エレベーターが昇降路の最上階や最下階で万一行き過ぎた場合に、頂部や底部に衝突しないよう、電気を遮断してブレーキを作動させるスイッチ。
調速器
エレベーターの速度を監視して速度の超過を検出した場合、電力の供給を断ったり、かごに設置された非常止め装置を作動させる装置。
かご非常止め装置
一般的に下降速度が異常に増した場合、かごに設けた非常止め装置で、レールを掴み、かごを制止させる装置。
底部緩衝装置
安全装置が働かず、かごが底部に衝突した場合、衝撃を吸収する装置。

なお、1年に1度の定期検査以外にも、(財)日本建築設備・昇降機センター発行、国土交通省監修「昇降機の維持及び運行の管理に関する指針」を目安に1ヶ月~3ヶ月に1度の頻度で、エレベーターのメンテナンスを行うのが一般的です。

※自分たちの住んでいるマンションのエレベーター設備、使用方法などを確認しておきましょう。

左記以外にも、インターホン、停電灯、過荷重警報装置など、エレベーターの安全を維持するためのさまざまな装置について、細かいチェックポイントがあります。点検済のエレベーターには、「定期検査報告済証」が貼ってあります。

どんな検査?

停電や故障などでエレベーターが途中で止まったら、非常ボタンを押し、エレベーター会社と直通の連絡用インターホンで連絡して、指示を待ちましょう。また、揺れを感じると最寄りの階で自動的に停止する安全装置(地震時管制運転装置)がついたエレベーターもありますが、地震の際にはすべての階のボタンを押し、最初に止まった階で降りましょう。

Q.時間がたつと空気が薄くなる?
A.エレベーターには通気性がありますので、窒息の心配はありません。
Q.地震でブレーキが故障したら、そのまま落下する?
A.一般的なエレベーターには何重ものブレーキシステムがあります。一つのブレーキが故障しても、別のブレーキが働き、そのまま落下する心配はありません。

イラスト

火災や地震で避難する際には、エレベーターは絶対に使用しないでください

※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2011年12月時点)


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