マンションでも油断は禁物!
最新住まいの防犯テクニック

「うちのマンションはオートロックだから」とか「高層階に住んでいるから大丈夫」。そんな安心感から鍵を閉め忘れてしまっていませんか?右のグラフが示す通り、共同住宅の侵入手口でもっとも多いのは無施錠の場所からの侵入です。きちんと鍵をかけておくこと、この基本的なことがマンションの防犯のためにはもっとも大切なことなのです。高層階にお住まいの方も油断は禁物。実際に20階の居室への侵入事件も起きているので驚きです。技術の進歩から、新しいシステムも次々に誕生していますが、便利と安全は必ずしも一致しないことも。最先端の技術も取り入れつつ、基本的な防犯意識も忘れないことが安心・安全につながるのです。

外出時には必ず施錠を!

面倒臭いのは泥棒も同じ、少しの手間が安心・安全につながります。鍵も一つより二つの方が有効。時間をかけさせるためにも、補助錠を付けることをおすすめします。両面テープで取り付けるタイプも市販されています。

オートロックは周りに注意!

自分が開錠した扉の後ろから、他の人が入ってくることはありませんか?またその逆もよくあることでしょう。オートロックで他人と一緒に入ることは意外と簡単!? 開錠するときは怪しい人を招き入れないよう、周りに気を配ることが大切です。

宅配やセールスを装っての押し込み強盗も起きています

いつもと違う宅配業者や事前告知のない設備点検など、少しでも不安だなと感じたらドアを開けないことが重要です。受け取りのサインはチェーンをかけたまま対応し、荷物はひとまずドアの外に置いてもらうなどの対応をしましょう。最近のインターホンはカメラの範囲も広く、外部の様子も確認しやすくなっています。

ドローンでパトロール!?

ドローンを使った防犯対策も、今や現実のものに。技術的にはすでに様々なことが可能になっています。ドローンが不審者を発見したり、泥棒を追跡するなんてことも近い将来実現するかもしれません。

顔認証で鍵いらず!?

顔認証のシステムは日々技術が進み、一時停止することなく、歩いている人の顔を認証することも可能になってきています。マンションに取り入れることで、出入りの管理はより厳格になり、鍵もいらなくなるかもしれません。

監修 セコム株式会社

セコムは、1962年に日本で初めての警備保障会社として創業し、1981年には日本初のホームセキュリティシステムを発売しました。
現在、セキュリティを中心に、防災、メディカル、保険、地理空間情報サービス、BPO・ICT、不動産事業などを展開し、安心で便利で、快適なサービスシステムをトータルで提供しています。

※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2018年11月時点)


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