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【結露対策|天井クロス・壁クロス|床|畳|室内家具・ドア】

結露対策

生活上の注意点

■ 空気のよどみをなくす

クローゼットや押入れの中は、空気の流れが少なく結露が発生しやすい場所です。北側に配置された収納スペースは特に注意しましょう。時には扉を大きく開け、空気を入れ替えてください。またタンスなどの置き家具の裏も、少しすきまを開けて空気が流れるように心掛けて下さい。

■ 布団はこまめに干す

布団をしまっている押入れは、特に要注意です。 寝ている時、人の体からはコップ1杯の汗が出ており、布団はその水分を吸収します。押入れの湿気の原因となりますので、こまめに干すようにしましょう。押入れに乾燥剤を入れたり、空気が流れるようにスノコなどで、周囲に隙間をつくるのも工夫のひとつです。

結露対策01

■ 水を使う場所は換気をする

台所や浴室・トイレは水を多く使う所です。窓を開けたり換気扇をまわして、発生した水蒸気を外部へ放出しましょう。

季節ごとの注意点

季節ごとの注意点01

暖房

石油ストーブなど開放型の暖房器から発生する空気は、多くの水蒸気を含む上、空気汚染の原因となります。

温度差

1つの部屋だけ暖房すると、部屋間に温度差が生まれ、結露の原因となります。時には室内のドアを開け放して、オープンに保つことが重要です。

  • 外断熱パオ仕様物件は、石油ストーブ等の使用禁止をお願いしております。
梅雨

湿気の発生源を減らす 梅雨の時期はすでに空気に多くの水分を含んでいます。洗濯物を部屋の中で干したり、植物を多く室内へ入れたりすると、部屋の湿度を高め、結露をまねく原因になります。室内で洗濯物を干す場合は、換気等で湿度のコントロールをして下さい。

地下室

地下室は除湿が必要です 暖かい湿った空気が地下室に入り、地下に面した比較的温度の低い壁で冷やされると、結露が発生する可能性が高くなります。必ず除湿器を使用して、空気中の水蒸気を減らす事が必要です。

天井クロス・壁クロス

天井クロスの汚れ

天井クロス・壁クロス01

高い場所での作業が多くなりますので、安全に十分注意して作業しましょう。 また壁の隅には、クモの巣がたまるケースがよくあります。こまめに確認が必要な場所です。天井は力が入りづらく洗剤拭きはお勧めできません。しっかり拭いたつもりでもムラになってしまうことが多いようです。天井はあまり目立つ汚れのつく場所ではありませんが、しっかりした掃除が必要な場合で、ご自分で行なう場合は、薄めた住居用洗剤に浸したタオルを固く絞り、全体を撫でるように拭いてみてください。

内壁クロスのはがれ

天井クロス・壁クロス02

日射や暖房などで温度の変化が大きい場合や、乾燥が激しい場合など壁紙がはがれてくるケースがあります。その際は出来るだけ早く補修しましょう。そのままにしておくと、はがれが大きくなることもあります。はがれた箇所は補修の前に、きれいに汚れを拭き取ってください。その後、壁紙の裏側に接着剤を塗布し、壁に押し付けます。隙間からはみだした接着剤は、乾かないうちに濡れた布で拭き取ってください。 ※使用する接着剤は、先が細い手芸用の接着剤がおすすめです。

クロスなどの補修について

天井クロス・壁クロス03
天井クロス・壁クロス04
  • はがれたら接着剤で継目などが一部はがれたり浮いたりした時は、コークボンドで貼れば簡単に直せます。
  • 湿気に注意する台所や洗面所は、天井に湿気を蓄えてしまって、クロスの継目がはがれたりすることもあります。もし、はがれたら、壁のクロスと同じ要領で補修できます。
  • カビの発生時はクロスにカビが生じたときは、住まいの中性洗剤で拭いて落とします。カビ防止剤も市販されていますから、カビを落とした後にスプレーしておくと発生しにくくなります。

日常のお手入れは

床01

日常のお手入れはゴミやホコリを取り除き、乾いた雑巾やモップで拭いてください。 化学雑巾を水濡れ箇所には絶対に使用しないでください。 フローリング面が白っぽくなるおそれがあります。 化学雑巾をフローリング上に長時間放置しておくと変色するおそれがあります。

ひどい汚れには

乾拭きでゴミやホコリを取り除いたあと、固く絞った雑巾か、住居用洗剤(中性~アルカリ性)をふくませた雑巾で、汚れを拭き取ってください。 但し、濡れ雑巾を頻繁に使用すると表面にヒビ割れが生じることがありますので注意ください。

ワックス塗布の仕方

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①天気の良い日を選びます窓を開けて風通しを良くします。 室温が5℃以下の時や、雨天で湿度が高い時はワックスがけは避けましょう。

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②掃除機などでフローリング表面、目地部のゴミ、ホコリを取り除きます。フローリングの汚れは水を含ませた雑巾を固く絞って取り除きます。日常のお手入れで化学雑巾をお使いの場合は、必ず住居用洗剤(中性~アルカリ性)(希釈倍率を守ってください)で汚れを落としてください。
住居用洗剤(中性~アルカリ性)を使ったときは、最後に固く絞った雑巾で水拭きし、洗剤分を完全に拭き取ります。(住居用洗剤に使用した雑巾とは別の雑巾を使用してください)

床04

③フローリング表面、目地部を完全に乾かします。

床05
床06

④ワックスを洗面器などに移し、きれいな雑巾に含ませ、しずくが落ちない程度に絞って目地に溜まらないよう、木目方向に 沿って、薄くムラなく塗ります。汚れ落しに使った雑巾とは別のものを使ってください。ワックスはフローリングに直接まいたり、ぞうきんに直接多量に含ませないでください。

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⑤ワックスが完全に乾くまで(20~30分程度)自然乾燥してください。 乾くまでは、上を歩かないでください。

日常のお手入れは

畳

日常の手入れはホウキと乾拭きで充分ですが、お湯に浸け固く絞った雑巾で拭くと汚れが取れます。 もし、シミや汚れがひどい場合は、古い歯ブラシに中性洗剤をつけ、叩く様にシミや汚れを浮き出し、雑巾で拭き取ります。畳のへりも同じ方法で取れますが、ブラシでゴシゴシこすりつけないのがコツです。 また、畳は断熱、保温性がよいので、家ダニが棲みつきやすく、畳の上にカーペットなどを敷くと、ダニにとってはさらに快適になります。定期的に日光消毒を行ない、ダニ駆除用の薬品で、カーペットや畳を清潔にしておく必要があります。ただし、畳は敷く場所が決まっていますので、メモしておいてください。 年2~3回、季節の変り目にやっておくと良いでしょう。畳の裏返しは3~4年が目安になります。

屋内家具ドア

ドアの開閉はていねいに

屋内家具ドア01

当然ですが、開閉はていねいにしてください。 風の強い日など、あおられて強く閉まると、ガラスを破壊する原因になりますので特にガラス付きのドアは注意してください。 室内が密閉されている冬季はそれほどではありませんが、夏季は窓が開いていることが多いので、ちょっとさわっただけでもバタンと閉まることがあります。きちんと、ドアノブをもって開閉する習慣をつけてください。

金具のゆるみをチェック

屋内家具ドア02

開閉時に、戸当り付近がすれたり開閉しにくくなってきたら、丁番をとめているネジのゆるみをチェックしてください。 また、ネジがきかないような場合は、割りバシを丸く削って接着剤をつけ、ネジ穴に打ち込みます。接着剤が固まったら改めてネジで締めます。 丁番にミシン油をさすのもお忘れなく。