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A,B 浴室・洗面室・トイレ 一体化に よって動線がスムーズに。水色のクロスは「明るい色がいい」というHさまのリクエストで野村の担当者が提案し、即決された。最新の水まわり設備は、使い勝手がよく掃除もしやすいとのこと。 |
(2019年10月)
古くなった設備を一新し、バリアフリーの過ごしやすい家にしたいと思い、施工・管理の野村に依頼するのが一番スムーズだろうと管理室のリーフレットを見て野村不動産パートナーズに電話。
(2019年12月中旬)
ショールーム見学や仕様選定など5回ほどの打合せを経て12月の中旬にご契約。「Hさまは何事にもご決断が早く、スムーズでした」と野村担当者。契約後はすぐに仮住まいにお引っ越し。
(2020年3月下旬)
仮住まい中に多くの家具や雑貨、洋服などを処分し、リフォーム後のわが家に持ち込む荷物を減らすことに専念。一方で、これから使うインテリアを厳選して購入するのも楽しみだったとのこと。

引き戸を開けると、浴室・洗面室・トイレが一体化した広々とした空間が広がる。段差がなく、車椅子でもスムーズに出入りできそうだ。トイレはもともと個室だったが、トイレと洗面室の壁を取り払い、トイレの向き、洗面台の向き、洗濯機置き場の位置を変えることで、一つの空間にすることが可能になった。「これだけ広いと衣類の着脱も楽にできますし、開放感があります」とHさま。
新築当時からお住まいの家で、歳を重ねて60代になり、増えすぎたものを捨てないと、ちょっとしたことでつまずいたり転んだりして危ないと感じるようになった。「車椅子になっても大丈夫なように、バリアフリーにしたいと考えました。それから古くなった設備を一新して、収納や造作家具を増やすことで、将来的に売ったり貸したりしやすい資産になるようにと思い、フルリフォームを決断しました」。使っていない洋室をつぶし、玄関ホールの拡張と大容量のウォークインクローゼットの設置に活用したのもそのためだ。洋室だった部屋の窓が玄関の一部になり自然光が入るようになって、絵画や花を飾るスペースもできたことから、玄関はすっかりHさまのお気に入りに。「お客さまからも、素敵になったねと言われます」。
Hさまはリフォームにあたり将来を意識して多くのものを処分した。しかし、決して殺風景ではなく、例えば、仮住まい中に購入したアンティークなランプが新しいリビング・ダイニングに調和している。本当に好きなもの、気に入ったものを厳選して置くのがこれからのスタイルとのこと。「歳をとると家にいる時間が長くなる。ましてコロナ禍ではなおさらです。安全、安心を第一にリフォームしましたが、その上で、家での『快適さ』を追求したいと思っています。ありがたいことに、今、とても快適です」。

C リビング・ダイニング │ キッチンカウンターの前のダイニングスペースにはダイニングテーブルを置かず、代わりに壁一面の作り付けの棚と書斎コーナーを設けた。二重サッシの窓は、戸建てのイメージで、障子タイプの和風デザインを採用。D,E キッチン │ 機能的なシステムキッチンの引き出しを、日常使いの食器収納として利用。

F 寝室 │ 玄関脇の寝室は「圧迫感を感じないように」というHさまのご要望で、すりガラスが入った格子戸風の引き戸に。G ウォークインクローゼット │ ハンガーパイプが壁2面に渡ってL字型に造作されていて大容量。すべての洋服をハンガーに吊して収納できるので衣替えも簡単。H 廊下 │ 廊下には玄関、寝室と同じ明るい色目の床材を採用。
※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2021年3月時点)