防災備蓄の知識を
アップデート!

防災備蓄は必要ですが、日常的に管理するのはなかなか大変です。しかし、新しい技術や身のまわりのものを上手に活用することで、毎日の食材や食品も災害時に役立てることができるでしょう。知識をアップデートし、自分にあった備蓄を工夫してみませんか?

防災備蓄の
アップデートポイント

食品もロングライフに!
好きなものでハッピー備蓄を

常温で半年以上も保存できる牛乳や豆腐、無添加で種類も豊富な美味しいパンや惣菜など、食品加工や包装技術の進歩によって備蓄に適した食品が増えています。
その中から好みの食品を見つけることでローリングストックも無理なく続けられるでしょう。

容器の工夫で、
食材を長持ちさせることも!

密閉効果が高く雑菌の繁殖を防いでくれる容器や、家庭で真空保存できる機器も手に入れやすくなってきました。
それらを活用すれば、いつもの常備菜も、もしものときに心強い味方になるでしょう。
※ただし調理方法や衛生環境、保存温度によって日持ちは異なりますので、注意が必要です。

冷蔵機能を
長持ちさせる備えを!

アウトドア用品メーカーからは、高性能な保冷剤も登場しています。停電時に冷蔵庫の一番上に保冷剤を設置し、さらに冷蔵庫用のカーテンを付けることで、しばらくは冷蔵機能を保持することが可能です。
冷蔵機能を保つために、開閉時間をなるべく減らすことも効果的なので、庫内の写真を撮って中身を把握しておくと良いでしょう。

水の使用を
減らせる備蓄を!

調理だけでなく体を衛生的に保つためにもたくさんの水を使用します。水を備蓄するのにも限りがあるため水の使用を減らす工夫も同時に考えましょう。
水を使わないシャンプーや少ない水で調理できる道具などを備えておくと安心です。

WEBサイトやアプリを使って賢く、
自分にあった備蓄を!

備蓄の目安の確認や
うっかり賞味期限切れの防止に、
役立ててはいかがでしょうか?

WEB

一緒に住んでいる人の年齢や性別などを入力していくと、それぞれのご家庭に合わせた備蓄品目と必要量のリストが表示されます。備蓄の目安が確認できます。

WEB・
アプリ

備蓄品管理ができるアプリとWEBサービス。保管場所や購入先の登録とともに、賞味期限が来ると通知も。データベースにある商品はバーコードでの登録も可能です。利用無料。

危機管理教育研究所 代表、危機管理アドバイザー。女性や生活者の視点で家庭、地域、企業の防災・防犯・事故防止対策を提唱している。内閣府「防災スペシャリスト養成企画検討会」委員、東京都「震災復興検討会議」委員などを務める。

監修
国崎信江氏

※ 本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2024年3月時点)