「もうすぐ玄関先に来客!家には上がらないとのことだけど、どうすればいい!?」こんなとき、心の中はちょっとしたパニックですよね。でも落ち着いて。少ない時間の中でどこを掃除するかを判断するには、“来客目線”に立つことです。
普段は気にならなくても来客目線となると気になるのは、インターホン、ドアノブです。お掃除には軍手ぞうきんが大活躍します。消毒用エタノールを吹きかけ、入り組んだ細かい場所まで汚れを拭き取りましょう。軍手ぞうきんでも届かない部分には綿棒が便利です。
下駄箱を密閉状態にしておくと、湿気や臭いがこもります。外出するとき、来客のない日など、こまめに下駄箱の扉をあけて通気をすることが大切です。たまに扇風機を使って風を送るのも効果的。下駄箱の中に、粉末の重曹を小鉢などに入れて隅に置いておくと、湿気防止・脱臭対策になります。取り替えは1ヶ月くらいが目安です。お掃除するときは、すべての靴を下駄箱から出して、小さなホウキで砂やホコリを取り除いた後、固くしぼった濡れぞうきんに消毒用エタノールを吹きかけ、奥から手前に一段ずつ丁寧に拭きます。それらが完全に乾いたのを確認してから、靴を元に戻しましょう。
玄関ポーチや門扉、ポスト、ネームプレート、屋外照明、フェンスなど、エクステリアのお手入れ、お掃除も時間のあるときにしておきましょう。ここでも軍手ぞうきんを使うと便利です。脚立が必要な高いところのお掃除や電球交換は、一人でやらないで、家族で協力してやってください。うっかりケガをしたとき、周りに誰もいなかったら大変です。なお、砂ぼこりを取るのは掃除機が便利ですが、掃除機を屋外で使うのに抵抗がある方は、トイレットペーパーの芯で使い捨てノズルを作りましょう。芯の片方を斜めにカットし、もう片方をノズルの外側に固定して使用します。
※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2015年12月時点)