ずっと安心安全に暮らすために
この先を考える収納

年齢を重ねてくると病気やケガなど、いつ何が起こるか分かりません。日々の暮らしを安心安全に、また急なアクシデントの際に自分自身はもちろん周囲も困らないために、シニアと家族、一緒に備える整理収納の工夫をご紹介します。

Q1. 将来を見据えて、家の収納を見直したい。
何から手をつければいい?

A. ライフスタイルが変化して、不要になったものは手放す
昔の仕事や趣味の道具、巣立った子どものものなど、ライフスタイルの変化により使わなくなったものを手放すことからはじめましょう。筋力や視力が低下すると、積み上げ・床置きなどの収納は危険です。できるだけものを減らして住空間にゆとりをもたせることで、バリアフリーで安心安全な暮らしにつながります。

Q2. いざというときあわてないために、
備えておけることは?

A. 緊急時に必要なものを1カ所にまとめて保管
保険証や通帳、エンディングノートなどは同じ場所に収納し、1カ所チェックすればすべての重要書類が見つけ
られるようにしましょう。家族に保管場所を共有しておくことも大切。

Q3. 収納について把握しているのが自分だけなので心配

A. 収納地図でどこに何があるか情報を共有する
収納内容を絵や写真とともに大きな字で書き示した収納地図を作成しましょう。扉の裏など目立つ場所に貼れば、万が一のとき収納場所を知らない家族やヘルパーさんも見つけやすくなります。

重いものの収納は平台車を活用して腰痛対策

重いものを持ち上げる動作は腰痛の原因になるので要注意。水などのストック品は台車に載せて保管しましょう。使うたびに持ち上げずに取り出せ、腰への負担が減らせます。

今日のまとめ 片付けじょうずになるために

①ライフスタイルの変化で不要になったものは手放す
②緊急時に必要なものを1 カ所にまとめておく
③収納地図で家族やヘルパーさんと収納の情報を共有する

Q1. シニアが注意すべき片付けのポイントは?

A. 自分のためであり、家族のためとなるリセット整理術を行いましょう


リセット整理術3つのステップ

①自分が老いに備えるために行う「老前整理」

②死後家族が困らないために行う「生前整理」

③ご本人が亡くなった後ご家族が行う「遺品整理」

リセット整理術には3つのステップがあります。長年蓄積したものを整理するのは大仕事。一気に行おうとせず、身の回りのものを減らす「老前整理」からはじめ、住まいをリセットして安心安全な空間にしていきましょう。

Q2. 大量のアルバムをどう整理してよいかわからない

A. 自分の人生を1冊のアルバムにまとめてみましょう
身の回りの整理で特に大変なのは、長年撮りためた写真の整理。一つひとつに思い出がある分、物理的にも心理的にも整理の見極めが難しいのです。そこでおすすめなのは、自分の生涯をまとめた「人生アルバム」を1冊作ること。残しておきたいものを1冊にまとめて明確にしておけば、後々家族が整理する際も困りません。

Q3. 片付けをする動機が 見つからない

A. 危険な収納をリセットして、安心安全に暮らせる住まいに整えましょう
年齢を重ねると体の自由が利きにくくなり、些細なことが思わぬ事故に。片付けをすることで、家の中の危険を減らしましょう。家具や冷蔵庫の上に置くような収納は特に危険。ものを下ろそうとした際に脚立を踏み外す、ものを落とすなどケガをする可能性が高いからです。脚立が必要なところは、空間が無駄と思わず思い切って何も置かないようにしましょう。

プレゼントは、 撮影に使用したものとなります。

安心安全を守る収納アイテムセット
(1. お薬収納ケース/ 2. マルチ収納ケース/3. 財産整理ファイル/ 4. エンディングノート× 2 / 5. 折りたたみコンテナ(W27 × D37× H27.5cm)× 3 / 6. フラットカート× 2)

WEB限定 セットで1名さま



お片付けサービス 初回お試しプラン(1名/2時間30分)
利用期限
 
2025年9月12日(金)


収納のお困りごとに対し、お片付けのお手伝いはもちろん、どんな収納道具があったらいいの?など、収納全般のアドバイスをいたします。

WEB限定 3名さま

プレシャス・デイズでは「お片付けサービス」をご提供しております。
※サービスの詳細、対応エリアについては プレシャス・デイズのWEBサイト にてご確認をお願いいたします。

※ご応募は巻末アンケートはがきまたは WEBから、各号一世帯につき一回までとさせていただきます。

     【監修】
  インブルーム株式会社
  
お片付けコンシェルジュ
    
伊坪 美和氏

14年前に整理収納アドバイザーの資格に出会い、片付け理論を学び始める。ノーリバウンド収納を習得し、テレビや雑誌をはじめ、さまざまなメディアで活躍中。片付けが苦手な人々の味方として、お客さま一人ひとりの笑顔と幸せを目指す。

※ 本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2025年3月時点)