家の外でも
暮らしにつながるSDGs

ちょっとした外出にも、SDGsにつながるヒントがたくさん。
旅行・レジャーや買い物などの外出時にできることを、考えてみましょう。

  • ランチやカフェは
    サステナブルの応援を

    フェアトレードの食材を使用していたり、テイクアウトのパッケージで脱プラスチックを進めていたり。サステナブルな取り組みを積極的に取り入れている店舗を選ぶことで、外食や買い物がSDGsを応援する機会に。


    フェアトレードは、途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目的とした「公平な貿易」のしくみです。

  • マイクロツーリズムで
    地域経済に貢献

    たくさんの人が訪れる、遠くの有名な観光地に行くことだけが旅行ではありません。自宅から1時間程度の短距離観光(マイクロツーリズム)も考えてみましょう。近場の文化や自然に触れて、新たな価値を発見し利用・購入することは、地元の経済循環につながり、豊かなまちづくりを支えます。マイクロツーリズムを推奨するために、地元割引などを実施している自治体もあるので、調べてみることもおすすめです。

  • 旅先でもシェアリング活用で
    CO2排出を抑えて楽しむ

    都市部だけでなく、観光地でも電気自動車や電動自転車など、さまざまなシェアリングがはじまってきています。CO2の排出量を減らしながら、旅先で活動範囲を広げることができるよう、新しいシェアリングサービスを利用した旅行やレジャーを計画してみましょう。アプリを使えば、事前予約や突然の利用も可能など、臨機応変に旅の楽しみを広げることができるエリアも増えています。

身近なことの選択や、
小さな行動次第で、
つながるGOALを増やしていけます。

PICK UP さまざまな地域で広がる、格差を減らすために

人や国の不平等をなくそう

華やかな観光地にも、実はSDGsのさまざまな課題が潜んでいます。弱い立場に置かれた人々に対する不平等もそのひとつ。例えば、国際的なリゾート地「カンクン」があるメキシコのキンタナ・ロー州。この地域には古代文明のひとつとして有名なマヤ族居住地域があり、マヤ族の女性たちは、メキシコのお土産品として人気のある、刺繍などの民芸品を制作しています。しかし、高い技術や費やした時間に対して、収入はわずかという不平等な実態も。旅行者一人ひとりが課題を知ることからはじめ、解決に向けた行動や選択をすることも大切になってきています。

花々など、地域の自然をモチーフにした
鮮やかな色合いのメキシコ刺繍

はじめにSDGsとは?

はじめにSDGsとは?

Sustainable Development Goalsの略称で、2015年に国連で採択された国際社会共通の目標です。
経済、環境、社会の諸課題を包括的に扱う17のゴール、169のターゲットが設定されています。
SDGsのロゴが丸い輪で表されているように、それぞれの課題は相互につながり、関係しています。

詳細は外務省ホームページへ ›

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