Reform わたしの住まいづくり file29 光あふれるリビングと季節を感じる小上がりの和室

リフォームの目的

リフォームDATA

【住まい】
東京都Y邸
【家族構成】
ご夫婦+子供1人+猫
【物件データ】
2005年築マンション(72.53m²)
【施工内容】
間取り変更(パナソニック「畳が丘」設置)、ベッドルーム、床張替、建具交換(ダークな色合いを明るい色へ)、キッチン・洗面化粧台イメージチェンジ(シート貼り)、照明交換ほか
【施工費用】
430万円
【施工会社】
野村不動産リフォーム

リフォームの流れ

野村不動産アーバンネットでご購入のマンションのリフォームを検討。4社から見積を取るが、担当者のきめ細かく丁寧な説明やアドバイスが決め手となり野村不動産リフォームに決定。

契約後も技術的なことや予算など担当者に相談しながら、イメージが実現可能か擦り合わせ。

7月末工事完了後にお引っ越し。「完成したらすぐに引っ越しができるよう、準備を整えていました」とYさま。

Before → After

風や光を感じる 明るく広々としたリビングに

光が降りそそぐ広々としたリビング・ダイニング。窓を開けるとさわやかな風が通り抜けていく。Yさまご夫婦が眺望の良さで決めたマンションは、周囲にさえぎる建物がないため明るく開放感にあふれている。小上がりの和室から見るリビングは、いきいきと葉を繁らせたグリーンと調和し、まるで美しい中庭のようだ(写真1)。
「茶室のような、特別感のある空間にしたかった」という和室は、縁側をイメージして畳のない板の間部分をあえて作った(写真2)。Y邸を訪れるお客さまは例外なく、まず縁側に腰掛けてくつろぐのだと奥さま。家族にとってもお気に入りの場所になっている。
床や建具をダークカラーから明るい木目調に変更したのはご夫婦の好みはもちろん、実用的な側面もある。特に床は、乳幼児のお子さまと猫のために、キズや汚れに強くお手入れがしやすい機能に加え、アレル物質を抑制するという特長を持つ床材を選んだ。一方、元々あったもので使えるもの、例えばキッチンや洗面化粧台などは新しいものに交換せず、明るい色合いのダイノック・シートを貼ることでコストを抑え、イメージを実現させるための予算に回した。玄関からリビングに続く扉をアクセント・カラーのブラウンに取り替えたのはその一例だ(写真3)。

小上がりの和室は想像以上に便利なスペース

ご夫婦が最も気に入っているのは小上がりの和室。最近は初めから和室を作らないご家庭も多く、リフォームで和室を洋室に変更するケースも少なくないが、Yさまは和室にこだわりがあった。「畳なら子供が寝転がったりはいずったりしても安心ですし、冬は大好きなこたつも置けます」と奥さま。「猫にはやっぱりこたつですよね」とご主人。
和室はリフォームで6畳から4畳半に変更し、和室、寝室側と廊下側にそれぞれ収納を新設した。そして、小上がりの畳の下もすべて収納にすることでY邸の収納力は大幅にアップした。「先日も来客があり、総勢11人が、この和室で和気あいあいと楽しみました。椅子の数に制限がなくフレキシブルに使える和室は、想像以上に便利です。また、収納もそれぞれ使い勝手がよく、助かっています」とご夫婦は大満足だ。

2 リビング・和室

洋室、和室とそれぞれ仕切られていた部屋を、ダイニングから続くリビングと小上がりの和室に変更。床も明るいカラーに。照明は埋め込みタイプで天井がすっきり。4パターンの照明イメージを楽しめる機能付き。

畳の下はすべて収納。想像以上にたっぷり入り、出し入れも簡単。夜、和室の照明を点し障子を閉めると大きなぼんぼりのよう。踏み台は奥さまのおばあさまの家にあったもの。

3 廊下

玄関から続く廊下は、あえて色を抑えリビングへと誘うラインとした。正面のブラウンの扉と寝室の扉には猫用の扉を設置。「自由に出入りしています」

リフォームだから実現した“今の生活”に合った間取り

中古の良さは選択肢がたくさんあること。ご夫婦は当初、新築を購入する予定だったが、最もこだわった眺望は、中古だからこそベストを選択できたとご夫婦はいう。新築購入予算の一部をリフォームにあて、より自分たちらしい住まいが実現した。今の間取りはリビング・ダイニングに和室、そしてご夫婦の寝室。「この間取りは、今の私たちに合った間取りです」と奥さま。お子さまが大きくなり個室が必要になったら、リビングのスペースを子供部屋にリフォームする予定だ。「その時、その時の家族の“今”を快適にする、それが私たちにとってベストのリフォームです」

おすすめのリフォームプラン リフォーム大解剖!小上がり和室のある住まい

ひと息つける和空間をリビング・ダイニングに

近年、和室を設けない間取りのマンションが増えていますが、畳は気軽に寝転んだり、直接座ったりできる心地よい空間として日本人には親しみ深いものです。「やはり、和室があったほうがよかった・・・。」とお考えの方におすすめなのが小上がり和室です。リビング・ダイニングの一角に設ければ、別の部屋という感覚はなく、寝転がってリビング・ダイニングにあるテレビを家族と一緒に見ることも可能。来客時におもてなしの空間として使用する際も、大人数でも対応できるのは和室ならでは。また、全開にできる間仕切り用の引き戸を設置すれば、普段は開け放して明るく広い空間で使い、引き戸を閉めて個室にすれば、客間としても使うこともできます。

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黒が基調の和モダン 素材選びにもひと工夫

Y邸には、元々古い団地タイプの和室がひと部屋ありました。多目的に使える和室の良さを残しつつ、収納を増やしたいという観点から、小上がり和室にリフォーム。天井や壁をモダンなテイストでまとめ、間接照明や化粧柱を取り入れることで現代における茶室のような佇まいの空間に仕上げています。

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小上がり段差を利用した畳下収納で収納力アップ

もっと収納が欲しいけど、もうスペースがない・・・というお声をよく耳にします。小上がり和室なら、畳の下は全て収納スペース。長物も収納できる大容量の6尺タイプ(収納容量450L)と3尺タイプ(収納容量255L)の2タイプのハッチボックス。スプリングの働きで開閉もラクラク。生活空間に影響を与えずに収納力をアップすることができます。

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画像提供:パナソニック株式会社

高さ38センチが身体に優しく腰かけるのにもちょうどいい

腰かけるのにもちょうどよく、そのまま寝転んだ時にも、床より高いため圧迫感を感じることなくリラックスできるのが、床面から38~40センチの高さ。また、車椅子の座面高さが40~45センチですので、移乗しやすく、身体の負担を軽減してくれます。

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画像提供:パナソニック株式会社

こちらもおすすめキャスター付きの引き出しで便利に収納

耐荷重に優れた設計なので、本もたっぷり収納可能です。

四季を通して楽しめる 和室ならではの使い方

冬はコタツ、夏は座卓を置いて。また、お子さまがいるご家庭では畳の柔らかな上でお昼寝をさせたり、畳下の引き出しにおもちゃを収納することもでき、遊ぶスペースとしても最適です。
普通の和室があるお宅にお住まいの方から“和室が物置のようになってしまい、扉は閉め切ったままで部屋を上手く活用できていない”というご相談をよく承ります。ご紹介したY邸のように、小上がり和室を取り入れるのも解決策のひとつですが、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて住まいの在り方を見直されると、限られた専有部が最大限に活用できるようになり、家族が集まるLDK空間がより快適になります。一度検討されてみてはいかがでしょうか。

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野村不動産リフォーム株式会社

リフォームアドバイザー
木村 秀弥

野村不動産リフォームのホームページのご案内

http://www.nomura-rf.co.jp/

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※当ページでご紹介させていただいたリフォーム事例はお住まいの状況、構造及び管理規約・細則等により施工できない場合もございます。

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※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2015年6月時点)


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