わが家の安心・安全

暮らしの安心・安全を守るため
バルコニーの安全

家で過ごす時間が増えた今だからこそ、バルコニーの安全について考えてみませんか?
暮らしの中でバルコニーの活用法はさまざまですが、万が一に備え、安心・安全を守るための大切な場所でもあります。
一方で、使い方次第では安全を脅かすことになってしまうことも。改めてバルコニーの基本を確認しましょう。

まずは確認、バルコニーの基本!

❶ バルコニーは共用部分です

「専用使用権が認められた共用部分」として位置付けられ、マンションの管理組合が管理する場所です。一般的に自由に改造したり、景観を損ねるようなことはできません。

※バルコニーでの喫煙など、バルコニーに関するルールは管理規約で定められており、マンションごとにルールが異なります。

❷ 大切な避難経路です

例えば地震で玄関ドアが開かなくなったときなどに備え、避難経路は2通り確保することが法律で定められています。バルコニーはそのうちの1つである場合があります。万一のとき、隔壁板や避難ハッチ利用の妨げにならないよう、日ごろから心掛けて利用しましょう。

❸ 火災時の延焼抑止効果も

火災時、炎は窓や出入り口から吹き出し燃え広がってしまいますが、バルコニーがあることで上階への延焼を遅らせる効果も期待できます。しかしバルコニーに燃えやすいものが置いてあると、かえって延焼を拡大させる恐れがあるので注意が必要です。

\バルコニーでの子どもの事故を防ぐために/

家族で安心・安全を確認しましょう

自由に外遊びができない状況の子どもにとって、バルコニーは今まで以上に魅力的な場所になっているかもしれません。
ライフスタイルが変化する中で、安心・安全をこれまで以上に意識することが大切です。

出典:平成29年度東京都商品等安全対策協議会報告書

過去10年間のバルコニーからの
転落事故発生件数のグラフ

事故が最も多いのは2歳児ですが10歳以上でも。また、女児よりも男児に多い傾向が。危険性について注意するとともに、理解できる年齢の子とは親子で話し合うことも大切です。

普段使用しているものでも、窓やベランダの手すり付近に置くと、足場になって子どもが乗ったり、強風で飛んだり、思わぬ事故につながることも。使ったものは放置せず、常に片付ける習慣をつけましょう。

テレワークなどに集中していると、子どもの行動に気がつかないことも。子どもが一人でバルコニーに出られないよう、子どもの手の届かない位置などに簡易的な補助錠設置などの対策をしましょう。


※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2020年12月時点)

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