1つのクローゼットを夫婦で使う場合、紳士服と婦人服に分けて収納します。身支度をするときにお洋服を選びやすく、スムーズに出し入れが可能に。またシャツやコートなど、着丈の長さを揃え、まとめてかけておくと下に空間ができ、隙間を上手に活用できます。
枕棚の重なり合う部分や、その下のハンガーパイプなど、デッドスペースには、使用頻度の低い小物やお洋服をしまうことで有効活用しましょう。夏は出番のないコートを入れ、冠婚葬祭に必要な喪服、小物もまとめておくことで、いざというときに慌てず対応できます。
タオルケットや毛布、羽毛布団のほか、季節外のお洋服をしまう場所として最適なのが枕棚です。アイテムごとにまとめて、ソフトボックスなどの収納グッズに入れ、定位置を決めておくことで、季節ごとの衣類や寝具の衣替えもスムーズに行えます。
キャミソールやカットソーなどは、畳んで縦に収納するのがおすすめですが、使うときは広げて見ないとどんなデザインかわからないことも。小分けボックスの仕切りに、アイテムの特徴を書き込んでインデックスにすることで、どこに何があるかが一目瞭然です!
クローゼットを美しく保つポイントに「衣類のかかっていないハンガーは外す」というルールがあります。使っていないハンガーは、ファイルボックスなどに入れておき、使うときだけ出しましょう。
一度着たけれどまだ洗濯しないお洋服(パジャマやセーター)等、引き出しに入れないあいまいな衣類は「一時置きボックス」を作っておくことで、定位置が決まり、散らかりません。
2名さま
大小さまざまなサイズの仕切り付きケースを組み合わせ、引き出しの中をすっきり整理整頓。イノマタ化学株式会社http://www.inomata-k.co.jp/
インブルーム株式会社取締役として整理収納事業を立ち上げ、個人宅や法人の整理収納コンサルティングやマンションの間取りの提案や監修、セミナーをおこなう。著書に『増やす男と、捨てない女の片づけ術』(小学館)などがある。
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