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Yasunori Umino

フード業界から転職

リフォーム営業海野 泰典

  1. 自分の持ち味を生かして頑張ろうと思った

    20代後半でまったく畑違いの業界に転職するのは不安だったのではないか。今もよくそう聞かれるのですが、それはもちろん不安がなかったといったらウソになります。何より建築に関する知識が一切ありませんでしたから。その意味では、そうとう勉強しなければならないだろうなという覚悟はありました。ただ、一方で、長年接客の仕事をしてきましたから、お客様とコミュニケーションを図る、良好な関係を築くといったことには自信がありました。ですから、そうした自分なりの持ち味を生かして頑張ってみよう、そうすれば必ず成功できるはずだと自分に言い聞かせました。

    実際にはどうだったかというと、実はあまり苦労したという記憶はないんです。というのも新人はまずトイレや給湯器の交換など、比較的簡単な案件から担当します。しかも、最初のうちは、必ず上司や先輩が付き添ってくれます。お客様と打ち合わせをしていて、私が質問に答えられなくても、すぐに上司が助け船を出してくれたわけです。ですから、どうしていいかわからず、頭を抱えるといったことは少なかったですね。それに、私たちの仕事は、一般の営業と違い、日々数字を要求されるというものではありません。それよりもお客様ときちんとコミュニケーションを取り、信頼関係を築くといったことが重要です。そのあたりも私には合っていたかもしれません。

  2. 大きな案件を完璧にこなし、自信がついた

    とはいえ、すぐにこの仕事でやっていけるという自信がついたかというと、そうではありません。たしかにトイレや給湯器の仕事に関しては人並みにこなせるようになりました。でも、そうした比較的簡単な案件でさえ、スケジュールが立てこんだり、何かアクシデントが発生したりすると、あたふたしてしまうんです。決まったことはできても、想定外のことが起こるとうろたえてしまう。それに、お客様や協力会社の人と話していて、知識不足を思い知らされるようなこともよくありました。自分では一生懸命やっているつもりだったし、大きな失敗をしでかすこともありませんでしたが、いまいち手ごたえがつかめない。そんな日々が続きました。

    そうした中、自信を持つキッカケになった出来事がありました。入社して1年半が経ったころ、大きな案件を任されたんです。トイレ、浴室、キッチン、洗面台の水回り4点セットの交換に加え、室内の床や壁までリフォームするというもので、私にとっては初めての経験でした。そのため、自分にできるだろうかという不安がありましたが、これが意外にも完璧に仕上げることができたんです。お客様にもご満足いただけましたし、スケジュールが遅れるようなこともありませんでした。自分では気づかなかったけれど、それなりに成長していたんだ、1年半頑張ってきたことは無駄ではなかった──。そう思うと喜びが込み上げてきて、これからもっと頑張るぞという気持ちになりました。

  3. 若い世代で会社を盛り上げていきたい

    入社して5年ほど経ちますが、この間、会社はずいぶん変わりました。入社した当時は、野村不動産から分離独立するという形で会社ができて間もない頃だったので、若い社員は少なかったんですね。自分よりはるかに年上の人が多かった。ところが、その後、20代から30代前半くらいの人がどんどん入ってきて、会社の雰囲気ががらりと変わりました。職場が明るくなり、活気が出てきた。一方で、いろんな研修制度や資格取得支援制度ができ、それぞれがスキルアップを目指せるような環境も整ってきました。そういう意味で、就職活動中の学生には、うちに来れば絶対楽しく働けるし、大きなやりがいを得られると声を大にして言いたいですね。この会社はこれからどんどん面白くなります!

    私自身は2年前に主任、この4月には課長代理になり、フルリフォームに携わることが増えましたが、まだまだ課題も残されています。一つは設計ができるようになること。自分で設計までするかどうかは本人の自由で、外注しても構わないのですが、自分でできれば何かと好都合ですから。もう一つはデザインや色彩に関するセンスを磨くこと。そのため、幅広くいろんなことを吸収するよう心掛けています。将来的にはやはり、人材の育成にも関わりたいですね。そして私たち若い世代で会社を盛り上げていきたいと思います。

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